
収入減の恐怖から、なかなかフルタイム勤務を辞められませんでした。
会社がつぶれたことでサラリーマンを強制終了し、無職になりました。
失業手当を受給して暮らしたとき「工夫のしかたによっては余る」ことを知りました。
毎月17万円ほどの手当を当初は使い切っていたものの、受給終了間際には月換算3〜4万残せるように。
貯金を減らさない程度に働きながら自分が納得のいく仕事で、少ない収入をマイペースにアップするにはどうしたらいいか考えると、楽しく働けることも分かってきました。
内容・バランスを調整しながら複数の仕事(複業)を試した体験談が、誰かの役にたちますように。
会社員時代の副業と、その後の複業選択
会社員のころ、副業を2つしていました。
ひとつは、メディアに記事を書くライター業、もうひとつは一人暮らししていた時に住んでいた持ち家を貸す賃貸業です。
ただ、ライター業は本業が忙しくなると続けにくいし、賃貸業はローン支払いの補填で、当時はどちらもまとまった収入は得られませんでした。
会社員でなくなってからは、いくつかの仕事を掛け持ちする「複業」スタイルを選びました。
会社員時代に副業だったライター業と賃貸業に、株式投資とブログ運営が加わりました。
収入割合を多めに考えたほうがいいかと最初、思っていたのは「労働(=体力を使って稼ぐ仕事)」です。
毎月の固定費分は、労働報酬でまかなうのがいいと
賃貸業で、部屋の借り手がなく収入が得られない期間を経験して「働いた時間に対して報酬が支払われる仕事のほうが、働いたぶん確実に稼げる」というイメージがありました。
それで「毎月、生活費として使うお金は労働して稼ごう」と選んだのは、週3パート派遣の仕事。
時短だったものの週4稼働もある働き方で「収入は少ないのに、業務量はサラリーマン時代と大差ない」という実感がありました。
派遣の仕事はストレスが大きかった
このときの仕事は、業務内容への不満はありませんでした。
ただ、在宅・出勤を織り交ぜたハイブリッド勤務で朝、決まった時間に出勤することにかなり、ストレスを感じました。
ほか、狭いオフィスで長い時間を過ごす必要があったことや、派遣労働の決まりの多さなども気になっていました。
こうした働き方をしてみて、
- 拘束時間がある
- 納期がある
- 就業規則が細かい
といった仕事に自分はストレスを感じるようだと再認識して、契約満了後は労働時間を減らす方向で、調整することに。
自分のストレス軽減ポイントは何なのか理解して、労働時間や働き方を調整することは大事だと思います。
その後1年半、在宅パートの仕事をしました。週3・ほぼフル在宅で報酬は派遣時と比較して2/3ほどに。
収入減とともにストレスも減りましたが「これでちょうどいい」という気持ちにはまだ、なりませんでした。
メインの仕事を急に減らすのはリスクと考えた
パートの仕事は開始から1年半後、先方の都合で業務委託になり「何時間働いていくら」から「仕事をひとつ提出するごとにいくら」の支払いに変わりました。
業務委託になってからは収入が減って、同じような仕事をもうひとつ請けることに。
在宅でできるライター業で、パート時と同様の報酬が得られるように調整しました。
ただ、拘束時間や納期が気になり、労働時間をもっと減らしたいと思いました。
メインの仕事で得ていた労働報酬を減らすリスクを実感
ただ、こうした労働的な仕事で得られる収入(=労働報酬)を減らすのは、リスクが伴います。
パートも業務委託も、働いた分は必ず支払われます。労働報酬を手放して、不動産や株、ブログ運営だけで稼げるか。
そのときの自分には、まだリスクが大きいかなと判断しました。
振り返ってみると会社員をしていたときはさらに、ハイリスクだった
会社員のころは副業をしていたとはいえ、収入のほとんどを本業に頼っていました。
勤務先がつぶれることで本業がいきなり終了して、収入がほぼゼロに。
失業手当をもらえる!と一瞬、喜びましたが、よく考えてみると失業時の給付金は“もらえるお金”ではありません。
たくさん支払った税金が返ってくるだけです。
そのとき、サラリーマン時代に、ほとんど会社の仕事だけで収入を得ていたハイリスクを初めて認識しました。
会社員として決まった給料を得ていても、別の収入源をしっかり確保するという意識が足りなかったかなと、今にして思います。
労働時間を段階的に減らす方向で調整
現状は、労働に費やす時間をじょじょに減らして、気分よく暮らせるように試行錯誤しています。
週3稼働していたのを、週2の週を増やそうとすると収入が減って、良い加減で調整するのは難しいと実感しているところです。
不向きに気づいて減らした仕事は、もう増やしたくない
株や不動産で収益を得るのは、リスクがあります。かといって、せっかく減らした労働時間をまた増やすのは辛いところです。
どうしても増やしたくない!という決意みたいなものが働くのか、現状はなんとかなっています。
これが立ち行かなくなればまた、労働の仕事をベースにした生活に戻る必要が出てくるでしょう。
現在の複業のバランスについて
現状、筆者の収入の割合は大まかに、労働4:株式4:不動産2です。
ブログ運営の収益が本格的に発生すればいいところですが、なかなかうまくいきません(笑)。
「無理なく暮らせる」が基本
もっと働いて労働報酬を増やしたり、投資額を上乗せして株で稼ごうと頑張ることも、不可能ではありません。
ただやっぱり「無理なく暮らせる」を基本に、今後もマネー計画を練りたいです。
たくさん仕事をして身体を壊したり、無理な投資をして気持ち的な不安を抱えたりしたら、楽しく過ごせなくなってしまうから。
自分の時間がたくさんある幸せ
ストレスのたまりにくい範囲で仕事をして、のんびり暮らすと、自分の時間がたくさんもてるようになりました。
この幸せは、何ものにも代えがたいです。
料理したり献血に行ったり、お金のかからない楽しみを満喫
無理なく暮らせる範囲で働くようになると、日常に目がいくようになる感覚があります。
家にいれば「毎日食べるものを手作りしてみよう」とか、街を歩いていて「●型が足りません」の表示を見かけたら「献血しようか」とか、考えるようになりました(献血の記事はこちらで)。
あまりお金をかけずにできる楽しみを満喫する時間があるのは、素敵なことのように思います。
細々と仕事を続けているから、衣食住に困ることはありません。
雨が降ればタクシーに乗ったり、必要なものがあれば買える余裕も残して働いています。
「今日は自分の裁量で仕事ができる」という喜び
納期や労働時間のしばりがない日は、朝起きた瞬間に、自由を感じます。
自分の裁量で考えをまとめて、それを報酬にする作業に時間を割けるのは、なかなか至福です。
ただこれは、筆者の個人的な考え方です。決まった時間に所定の仕事をするほうが充実感を得られる人も、もちろんいるでしょう。
働くことに対する考え方は、千差万別だと思います。
ゆるやかな収入アップのために試したいこと
現状の稼ぎで生活に困ることはありませんが、今後もゆるやかに収入源を多様化しながら、収入を上げたいと考えています。
まだ試したことのない分野での、投資を考えているところです。新たな収入源を模索して、積極的にトライしたいと思います。
ただ最近は、ネット詐欺や闇バイトなどの被害もよく聞きますね。新しい仕事は疑ってかかるくらいで、ちょうどいいようです。
※この記事は投資を推奨するものではありません。投資には元本割れなどのリスクがありますので、実践する場合は十分にご注意ください。