在宅で働く身には、年末年始の休みはあってもなくても、いいもののように思えます。
でも世の中が騒がしくなるからか何となく、こちらにもウキウキした気分が伝わります。
古い友人などに会う機会があるのも、この時期ならではですよね。
年始に会う約束をした友人から「こないだ誕生日だったよね、何かプレゼントしたいから、ほしいものを教えて」とメッセージをもらった年末。
ほしいものってないかも、本当に。ていねいに断るも「せっかくだし、ね!」と言われ、考えてみることに。
「いらない」という申し出をしすぎると、疲れてしまう
「いいよ、気持ちだけで」と「いやいや、何かあるでしょう」というやりとりを何度か続けて、これは、ほしい何かを伝えた方が早いか?と思えてきました。
断ることで相手に気を揉ませるのも、本意ではないし。
ほしいものがない人に、贈り物をするには
贈るほうも贈られるほうも楽しくプレゼントのやりとりをするには、どんな返事をしたらいいかを考えてみると。
この機会にお互い、気兼ねがいらない贈り物のパターンをいくつか、リストアップしておこうと思います。
「とくにほしいものはなかったけど、こういうプレゼントは嬉しい」的な贈り物を教えてとAIに聞いてみることに。曰く、
ほしいものがない、と言う人へのプレゼント選びは一見難しそうですが、相手の立場やライフスタイルを考えながら選べば、喜ばれる可能性が高いでしょう。
また、贈る側も受け取る側も相手への感謝や気遣いを大切にすることで、プレゼントのやりとりは、より豊かなものになります。
「ほしいものがない人に、どんなプレゼントをすればいいか」chatGPTの回答より
とのこと。具体的にはchatGPTから、こんな回答が返ってきました。
体験型ギフト
ものを増やしたくないと考える人にぴったりなのが「体験型ギフト」です。
レストランでの食事券や、リラクゼーションの施術、あるいは映画・演劇のチケットなど、形に残らない贈り物は「ほしいものがない」という人にも喜ばれる可能性が高いでしょう。
実用性の高いアイテム
相手の日常をよく知っているなら、消耗品や、実用性のあるアイテムを選ぶのも手です。
例えば、高品質なタオルや少し贅沢な食べもの・飲みものなどは相手の負担になりにくいし、手軽に使ってもらえるでしょう。
「選べる」プレゼント
最近では、贈り物を受け取る側が自分で選べるカタログギフトや電子ギフトカードが増えています。
これなら「何がほしいか分からない」と言う人でも、自分に必要なものを見つける楽しさがあるのではないでしょうか。
贈られる側の本音「必要なものはあるけど、ほしいものはない」
何がほしい?と尋ねられたとき、考えても全く思い浮ばないこと、ありませんか。
必要なものはほとんど、食料品や日用品。生活に欠かせないものや日常的に使うアイテムは、既に揃ってる。
そういう事情を率直に伝えると、遠慮しているように見えてしまうようです。
この「断りづらさ」をどうしたらいいか
「ほしいものがない」が正直な気持ちだとしても、贈る側の好意を断るのは少し申し訳ない気持ちがあるかもしれません。
相手の気持ちをふまえつつ、うまく自分のスタンスを伝えられるといいのかなと、今回のやりとりを通して思いました。とはいえ、なかなか難しいです。
大まかなリクエストを考えてみる
何もいらないと思っていても相手が、プレゼントを贈りたい気持ちをもっているようなら、何かアイデアを考えてみるのも一策です。
自分では買わないけど興味があるものや、少しグレードの高い消耗品などはいいかも。例えば、
- 日持ちのするスイーツや食品
- 日常的に使うハンドクリームや石鹸
- 機能的なノートやペン
といったものだと選択肢が多くて、プレゼントする側も選びやすいのではないでしょうか。
「気持ちだけで十分」の伝え方を工夫する
単に「いらない」と言うより、感謝の気持ちをしっかり伝えながら、やんわり断りたいところです。
たとえば「その気持ちが嬉しい」とか「贈り物ではなくて一緒に過ごす時間をプレゼントして」といったところでしょうか。
ただ相手との関係性によって、こうした表現が適切かどうかは迷うところではありますね。
形に残らないものをリクエストする
贈られる側が提案できる選択肢として、形に残らないものをリクエストするのもいいかと思います。
食事や、一緒に取り組める体験学習などを提案すると、相手も贈り物を選ぶプレッシャーから解放されるのでは。
ほしいものがないけど、贈られてみると
特に何もいらなくても、ふと受け取ったプレゼントが思いがけず心に響いたりしたこと、ありませんか。
贈る側としては、その人自らは選ばないけど使い心地がいいアイテムや、新しい発見のきっかけになるものを選べたらいいのにと思います。
贈られるほうも、視野が広がりそうな贈り物は、嬉しいですね。
いろいろ考えて選んだな、は伝わる
何もいらないと思っていても、もらって開封したとき「これは、すごい考えたな」とか「選ぶの時間かけたな」と思う贈り物があります。
そんなときは贈られたものがなんであれ、心が温まります。
お互いに心地いいプレゼントとは
贈る側と贈られる側それぞれの気持ちを思いやりながらやりとりをすると。
プレゼントは、ただの「ものの交換」にとどまらず旧交を温めたり、関係性を深めるきっかけにもなり得るのかなと思います。
贈られる側にほしいものがなかったとしても、相手のとのコミュニケーションを大事にする視点をもてると、贈り物のやりとりを楽しめるのかもしれませんね。
「プレゼント何がほしい?」の問いかけは、一回で
家族でも友人でも、記念日や相手の誕生日を祝いたい気持ちは尊いです。受け取る側も相手の、プレゼントをしたいという気持ちが伝わると嬉しいですよね。
ただ、何がほしい?と言われたとき、本当に何もいらない場面はあると思います。
「プレゼント何がほしい?」と一度聞いて具体的な返事が得られなければ、こちらで選んだものを贈ることでお互い気が楽なのでは。
あるいは「何がほしい?ほしいものがなければ、こちらで選んで贈るよ」と伝えても、いいと思います。
笑顔で受け取る
一方で「いつも気を遣ってくれるけど」といったタイプの贈り物をもらうことも、あるのではないでしょうか。
本当に食べない、使わないものをもらうと困ります。相手の気持ちがわかると余計に、どうしたらいいか迷いますよね。
尋ねてみる余地があれば、プレゼントをリクエストしてもいいかも。
そういうやりとりができない状況でもらってしまったら、とりあえずは受け取って、処分方法を考えるしかないという場面もあるでしょう。
そんなときは罪悪感をもたず「笑顔で受け取ることに意味がある」と思うことにしています。
家にいることが多いテレワーカーの視点から、もらって嬉しい贈り物について書いた記事がいくつかあります。こちらのカテゴリからどうぞ。